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手足のしびれは放置して大丈夫?
脳の病気との関係と受診の目安

2026.04.01

手や足にしびれを感じた経験は、多くの方にあるのではないでしょうか。
「正座のあとに足がしびれる」「長時間同じ姿勢で手がしびれる」といった一時的な症状であれば、自然に改善することも多く、あまり気にしない方も少なくありません。

しかし、しびれの中には注意が必要なものもあります。特に突然出現したしびれや、これまでと違う症状を伴う場合には、脳や神経の病気が関係している可能性もあり、早めの対応が重要です。

この記事では、しびれの原因や受診の目安について分かりやすく解説します。

しびれの原因は大きく3つに分かれます

しびれの原因はさまざまですが、大きく分けると「末梢神経」「血流や体調」「脳」の3つに分類されます。

末梢神経の障害によるしびれ

まず多いのが、末梢神経の障害によるしびれです。神経が圧迫されることで起こり、手や足の一部にしびれが出ることが特徴です。代表的なものとしては、手根管症候群や肘部管症候群、腰椎椎間板ヘルニアなどがあります。これらは特定の姿勢や動作で症状が強くなることが多く、日常生活の中で気づくことが多いしびれです。

血流や体調によるしびれ

次に、血流や体調によるしびれがあります。長時間同じ姿勢を続けたあとにしびれが出ることがありますが、これは血流が一時的に低下することで起こります。いわゆる正座のあとのしびれが代表的で、多くは時間とともに改善します。また、疲労や睡眠不足、冷えなども一時的なしびれの原因となることがあります。

脳の病気によるしびれ

そして注意が必要なのが、脳の病気によるしびれです。脳梗塞や脳出血、一過性脳虚血発作などが原因となる場合があります。これらは早期の診断と治療が重要であり、見逃してはいけないしびれです。

脳神経外科の受診を考えたほうがよいしびれ

次のような症状がある場合は、医療機関の受診をおすすめします。

  • ・突然しびれが出現した場合
    ・しびれが体の片側だけに出ている場合
    ・手足が動かしにくいと感じる場合
    ・ろれつが回らない、言葉が出にくい場合
    ・顔のしびれを伴う場合
    ・時間とともに症状が悪化している場合

 

特に片側だけに出るしびれや、動かしにくさを伴うしびれは、脳の病気のサインである可能性があります。

一時的なしびれでも安心とは限りません

しびれが数分から数十分で改善する場合でも、注意が必要なケースがあります。

一過性脳虚血発作と呼ばれる状態では、一時的に脳の血流が低下し、しびれや麻痺などの症状が現れます。この場合、症状は自然に改善するため軽く考えられがちですが、将来的に脳梗塞を発症するリスクが高い状態とされています。

一度でも気になる症状があった場合には、医療機関での評価を受けることが重要です。

MRI検査で原因を調べることができます

MRI検査で原因を調べることができます

しびれの原因を調べるために、MRI検査を行うことがあります。

MRI検査では、脳や血管の状態を詳しく確認することができます。例えば、脳梗塞や脳出血、脳腫瘍、血管の異常などの有無を調べることが可能です。

しびれの原因が脳にあるのか、それとも末梢神経やその他の要因なのかを判断するうえで、重要な検査となります。

しびれは原因を見極めることが重要です

しびれは必ずしも重大な病気が原因とは限りません。多くの場合は姿勢や神経の圧迫などが関係しています。

しかし、症状だけで原因を判断することは難しい場合もあります。

  • ・症状が続いている場合
    ・繰り返し起こる場合
    ・これまでと違う感覚がある場合

 

このような場合には、一度原因を確認しておくことが安心につながります。

このような場合は一度ご相談ください

このような場合は一度ご相談ください
  • ・しびれが続いている
    ・しびれが強くなっている
    ・動かしにくさを伴う
    ・頭痛やめまいを伴う
    ・原因がはっきりしない

このような症状がある場合には、早めの受診をおすすめします。

当院でのしびれの診療について

ながしま脳神経外科リハビリクリニックでは、しびれの診療を行っています。

症状や経過を丁寧に確認し、必要に応じてMRI検査を行いながら原因を評価します。また、脳神経外科としての診療に加え、リハビリテーションにも対応しており、原因に応じた継続的なサポートが可能です。

しびれは軽い症状のように感じられることもありますが、背景に病気が隠れている場合もあります。

気になる症状がある場合は、お気軽にご相談ください。

ながしま脳神経外科リハビリクリニック
院長 永島宗紀

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