脳腫瘍

脳腫瘍とは

脳腫瘍とは

脳腫瘍は、脳内に発生する腫瘍で良性・悪性の両方があります。腫瘍が脳を圧迫することで頭痛、嘔吐、けいれん、神経症状などを引き起こすことがあります。発症原因は腫瘍の種類によって異なり、生活習慣や遺伝的要因が関与することもあります。診断にはCTやMRIが用いられ、早期発見・早期治療が予後を左右します。脳腫瘍は進行の仕方や部位により症状が大きく異なるため、専門医による継続的な管理が重要です。

神経膠腫(グリオーマ)

神経膠腫は脳の神経膠細胞に発生する腫瘍で、悪性度により低悪性~高悪性(膠芽腫)に分類されます。頭痛やけいれん、麻痺、言語障害など部位に応じた神経症状が現れます。悪性度が高い場合は進行が早く予後不良ですが、手術・放射線・化学療法を組み合わせた治療が行われます。

髄膜種

髄膜腫は脳を覆う髄膜から発生する良性腫瘍で、進行が緩やかなことが多く、無症状であれば経過観察で経過を見守ることが可能です。しかし、腫瘍が大きくなると頭痛、けいれん、麻痺などの神経症状が現れることがあります。このような症状が出た場合には手術による摘出が検討され、完全摘出が可能なことが多いため予後は比較的良好です。

下垂体腺腫

下垂体腺腫は脳の下垂体にできる良性腫瘍で、ホルモン異常を伴うことがあります。視力障害や頭痛、月経異常、成長ホルモン過剰などの症状が出ることがあります。小型であれば経過観察、大きい場合は手術や薬物療法が行われます。

転移性脳腫瘍

転移性脳腫瘍は、肺癌・乳癌など全身の悪性腫瘍が脳に転移して発生します。症状は頭痛、けいれん、麻痺などで、原発巣の進行度により予後は左右されます。手術や放射線治療、薬物療法を組み合わせた集学的治療が行われます。

脳腫瘍の診察・検査をご希望の方へ

脳腫瘍の診察・検査をご希望の方へ

脳腫瘍は種類や部位により症状が異なり、早期発見・早期治療が予後に大きく影響します。頭痛やけいれん、手足のしびれ、視力や言語の障害など、気になる症状がある場合は症状が軽くてもご相談ください。当院では脳神経外科・神経内科専門医が診察を行い、必要に応じてMR検査を実施、また当院でできない検査が必要な場合は、近隣の連携医療機関での検査をご紹介します。検査や治療方針について丁寧にご説明し、患者様に最適な医療を提供いたします。

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